水野敬也さんの有名なベストセラー本「夢をかなえるゾウ」
関西弁の神様、ガネーシャがある人間に課題を出し、課題をこなすことで成長していくという
とても面白く読みやすい本で人気になりました。
普段あまり小説は読まない私も1の時から大好きな本で、2020年7月に4が発売されたので読んでみました。
ガネーシャって
ガネーシャはもともとインドを中心に現世利益をもたらす、富の神様と呼ばれてとても人気のある神様
こんなゾウの置物を見たことがある人も多いのではないでしょうか。
インドでは慶び事の際にはガネーシャの絵を印刷されたカードが配られたり、儀式や式典の際にもまず始めにガネーシャに祈りを捧げます。
あらゆる障害を除去し知恵を授け、芸術や文化をつかさどり、商売繫盛、成功に導く神とされ
ガネーシャは自分以上の神を持たない無上の神なんです。
今回は閻魔様に舌を抜かれそうになっていましたが・・笑
たくさんの能力をもち、人々を助けてくれるインドを中心に世界で愛される神様なんですね。
本では、天界に退屈していたガネーシャ神が現世の興味の引いた人間のもとに降臨し
日々一緒に生活を送りながら、人間の悩みを解決させる課題をだしていきます。
死ぬときに後悔しない人生を送る
ガネーシャと仲間たち
今回の4では、「死ぬときに後悔しない人生を送る」ことをテーマとして課題が出されます。
余命3ヶ月と宣告されたサラリーマンが残された人生をどう生きるか
後悔しない人生にするためにリストを作りガネーシャと共に叶えていきます。
今回は死と夢がテーマになっていて、ガネーシャと死神、釈迦が登場しそれぞれの役割をこなしつつ大切な教えも授けてくれます。
ガネーシャと死神は2でも登場しそのころから漫才コンビ?のような存在
自分大好きで自己中心的なガネーシャと存在するだけで冷気が漂う控えめで冷静な死神
夢をかなえるゾウでは、2で貧乏神、3でお稲荷さんなど、ガネーシャと知り合い?友達ということで登場し
一見とっつきにくい死神、貧乏神、お稲荷さんなどの神様が人のような存在に見えて親近感がわき可愛く見えてくるのも面白さの1つですね。
テーマは「死」
今回の夢をかなえるゾウは「死」が主なテーマになっています。
コロナウィルスや自然災害が多く発生している現在、「死」というテーマになっていることが偶然とは感じられません。
そんなこと考えたことないよ!
この本の中で死神が教えてくれる「人間が死に際に後悔する十のこと」という十条があるのですが、誰にでも思い当たることではないでしょうか。
自分のこととして「死」について考えイメージさせてくれる内容になっていました。
もう一つのテーマ「夢」
大切な人の死を目の前にしたとき、人は嘆き悲しむのはなぜか
それは大切な人と自分の夢が実現しないという現実を受け入れられなくて悲しむから
夢にこだわりすぎると自分自身が苦しむことになる
夢を手放すこと、叶わなくてもいいという現実を受け入れることも大切
実は夢は叶っている、今まで叶えてきたことを思い出してみることも大切
だとガネーシャは教えてくれます。
足るを知る、今でも十分に幸せだと思い出して!と言われたように感じる私でした。
まとめ《やっぱりガネーシャは神様だった》
最後は始めに読み進めていくと想像していたのと少し違った展開になる「夢をかなえるゾウ4」
「死」がテーマになっていたからかもしれませんが、
読んで痛快に面白かったー!とスッキリするというよりは、深かったなあ・・と感じる今回の内容。
後半は涙を流して読んでました。
今回のガネーシャは関西弁の面白いおっちゃんというよりは、関西弁のあったかいおっちゃん
死が訪れても魂は形を変えて永遠に生き続けることを、夢は未来に引き継がれて叶えられることを最後に教えてくれました。
なるほど・・僕も自分の死について考えたよ。
生きている間にできること
もっとあるなぁ~
小説なのに漫画のように読めて、子供でも、本嫌いの人でも楽しめるガネーシャシリーズ
- 神様が好きな人
- 成功したい人
- 難しい本が苦手な人
- 今やるべきことがわからない人
こんな人にはぜひ気軽に手に取ってみてほしい本の1つです。
次回はいつ会えるかなあ~あんみつ大好きなガネーシャ神に。。。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ステキな一日を☆彡
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